9/7より新型コロナウイルス感染時の療養期間が10日から7日に短縮となりました。
経済活動を優先しての判断と思いますが、ひとつ注意点があります。
国立感染症研究所が発表したオミクロン株(BA.1)に感染した人の検体を用いて行った残存リスク(感染ウイルス排出者の割合)についての検討では、10日で療養解除した場合の残存リスクが3.6%に対し、7日で療養解除した場合の残存リスクは16%と5倍近い差があることがわかっています。
つまり、7日で療養解除した場合は10日で解除した場合に比べて明らかにウイルス排出する人の割合が多いということになります。
したがって、名古屋市のホームページでも以下のような記載があります。
『但し、10日間が経過するまでは、感染リスクが残存することから、検温など自身による健康状態の確認や、高齢者等ハイリスク者との接触、ハイリスク施設への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等など、自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。』
当院でも発熱外来で陽性が判明した方には同様の説明をさせていただいています。
9月に入り少しずつ発熱外来の問い合わせ、受診者も減ってきていますので、感染の再拡大を防ぐためにも以上の注意点についてはぜひ守っていただければと思います。
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